誰でも年齢は重ねるもの。でもその高齢になったときのサポートの仕組みはなかなかイメージがわかないと思います。
実際に調べてみるといろいろな制度はあるけれど行政単位がわかれていたり、用語も難しいなどなどで本当に理解しにくい仕組みになっていることを痛感しました。
実際に調べてみるといろいろな制度はあるけれど行政単位がわかれていたり、用語も難しいなどなどで本当に理解しにくい仕組みになっていることを痛感しました。
今回は、親の認知症初期状態の介護に関する情報をストーリー仕立てで簡潔にまとめてみました。
病気や症状の重度は違ってもお役に立てるガイド内容になっています。
ぜひお手にとって読んでみて「介護」に関する概要にふれてみてください。
冊子の内容については以下の岡田マリブログでご確認いただけます
http://blog.okadamari.com/blog/log/eid264.html
病気や症状の重度は違ってもお役に立てるガイド内容になっています。
ぜひお手にとって読んでみて「介護」に関する概要にふれてみてください。
冊子の内容については以下の岡田マリブログでご確認いただけます
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ご希望の方には郵送でお送りします!
駅や恵比寿まわりの主要な交差点で街頭活動をするときに手渡しで配布させていただいております。また渋谷区内には郵送でもお送りします(送料は無料です)。ガイドをお送りする件についてご連絡はこちらからお願いします。ご連絡お待ちしています!
お読みいただいた方からの感想を紹介させていただきます
恵比寿にお住まいのMさんからのコメントです
私に必要なサービスや施設の電話番号が一覧になっていますので、家の電話の横において電話帳としても役立てています。
渋谷にお住まいのIさんからのコメントです
介護保険って名称だけは知っていたけれど、どういう時に使うか、また最初にどういう申請が必要なのかが分かりやすくストーリーとして解説してあったのですごく分かりやすかったです。
高齢者福祉ガイドは政務調査費を使わせていただいて作成しております。
渋谷区高齢者ガイドについて
渋谷区高齢者ガイドについて
渋谷区高齢者ガイドをつくろうと思ったきっかけ
最近私の周りでは親の介護をしている人、自分の将来の介護に不安を感じている人、突然脳梗塞などで倒れたという人がいて、そんなみなさんの不安を耳にすることが多くなりました。
「介護をする、される」ということは年を重ねればいつかはだれもが経験するものです。でもほとんどの方が元気なうちは実感がなく、「ある日突然」、というパターンではないでしょうか。でもその「ある日突然」までに福祉の仕組みがわかっていたら、新たな自分の将来設計が見えてくると同時に予防にもつながるのでは?という思いから「岡田マリ的」シリーズ、第四弾「高齢者福祉編」Mari Okada_Shibuya City Guide 05を四つの章にまとめて書きました。
内容についての簡単なご案内
第一章「私」という毎日仕事に忙しく追われて、実家の両親はまだ元気だからだいじょうぶ、と日々過ごしていた40代の女性が、母親の「まさかの認知症」をきっかけに介護保険のこと、渋谷区の福祉のことをひとつずつ理解していく、そんな物語ではじまります。
第二章
物語の中で出てくる「用語解説」としてまとめました。
第三章
「介護保険」「渋谷区の支援」について簡単な説明を。
第四章
最後のこの章は「認知症予防」の項となっています。渋谷区は「福祉の区」と言われており、調べれば調べるほど充実した支援や事業がたくさんありました。
この「渋谷区ガイド」がみなさまにとって、高齢者福祉について考えるきっかけになっていただけたら、と願っています。
第一章 介護体験ストーリー
第一章 介護体験ストーリー の出だしの部分をご案内します。
あなたの大切な人が要介護に!
そのとき、家族だけでは頑張れないことやサポートしてくれる仕組みを知りました。
もしかして認知症?
私は40代の会社員です。 日々仕事に追われる毎日だったのが、突然の母の認知症で、それまでまったく知らなかった介護保険や区の支援について知るようになりました。74歳の父と68歳の母は元気に渋谷区内で2人で暮らしています。
ちなみに渋谷区では65歳以上の高齢者は全人口19万6817人のうち19.0%です(平成22年)。
総務省の統計によると日本全国の65歳以上の高齢者人口は2,944万人で、総人口に占める割合は23.1%となっています(平成22年)。
父は60歳でそれまで勤めていたメーカーを定年退職しました。退職後しばらくは時間をもてあましていましたが、数年前からは*1「シルバー人材センター」に登録して就労しながら地域貢献の楽しみを知ったようです。そのほか、近くの図書館に行ったり、*2「スポーツ施設」を利用したり、松濤美術館など*2「文化施設」にも足を運び、孫たちと時々会うのを楽しみにしています。
母は私を含む2人の子どもを育て上げ、父と年金生活をしています。父と母は父の定年退職を機に渋谷区に引っ越してきたので、近所づき合いはほとんどありません。父と母の楽しみは二人で1年に一回、渋谷区の保養所*3「 二の平渋谷荘」に行くこと。そんな母に異変が起きたのは、祖母が亡くなってからでした。よほどショックが大きかったのか、しばらくふさぎ込む、寝込むことが多くなりました。家事はできるのですが、洗濯時に洗ったものがわからなくなったり、おかしな洋服の着方をしたり、時間の感覚がなくなることがあるようでした。いつも仕事に忙しそうにしている私を気遣って相談をしなかった父が、ある日、さすがに心配して電話をかけてきました。「もしかして認知症?」「まさか自分の親が?」と半信半疑で次の日に実家に戻りました。普通に話をしていていつもとあまり様子は変わりませんが不安に思い、まずは区役所に電話をしてみると*4「 高齢者サービス課利用相談係」につないでくれました。そこで*5「地域包括支援センター」を教えてもらいました。渋谷区内には地区ごとに計8つあるそうです。早速、自分の地域にある*6「 ひがし健康プラザ」の中にある地域包括支援センターに行きました。
要介護認定の申請
ここで言われたことは介護保険制度でのサービスを利用するために、サービスが受けられる状態かどうかの認定(要介護・要支援認定)を受けることが必要だということ。*7「認知症かどうか、専門医の受診(認知症相談)」をすすめてくださいました。*「8 介護保険」?確か私も40歳になったので加入して介護保険料を払っているということは知っているけれど、「介護保険」を使うっていったいどうしたらいいの? *9「介護保険」と「医療保険」は何が違うんだっけ? *10「介護保険料」っていくらくらい? どうやって払ってたっけ?
第一章の出だし部分です。文中の *2 など の部分は第二章の用語解説に記載してあります。
続きをお読みになりたい方はぜひこちらからご連絡ください!
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