岡田マリってだぁれ?
- 岡田 麻理 (おかだ まり)
- 1968年神宮前生まれ
- 渋谷区議会議員(無所属)4期目
- シブヤを笑顔にする会 幹事長
- 渋谷消防団第4分団所属
- 恵比寿南在住
岡田マリからみなさまへのメッセージ
“好きなもの、好きなこと”
どんな小さなことでもいい、
好きなことって自分を幸せにしてくれる。
たとえば…
早起き、自転車で走っていて季節を感じるとき、
東京タワー、富士山、きれいな空や月を見るとき、
太陽をたくさん浴びたおふとんで寝るとき、
げらげら笑うこと、心に花が咲くような詩に出会えたとき、
心地よい音楽を聴くこと、楽器を弾くこと、ダンスすること、
みんなと楽しくお酒を飲むとき、心のこもったお料理やお菓子
ストレス解消 "瞑想・くつ磨き"
私のストレス解消法、色々ためして今はここに行き着きました。
新人議員生活はこれまでと全く異なる世界で不安になることも少なくありませんでした。
今は瞑想で自分を落ち着かせて、自信を持って行動ができるようになりました。
そして靴磨き。
足元にこだわる姿勢はイタリア人から学びました。
常に手入れの行届いた靴を履くということはモノを大事にする心でもあります。
「おつかれさま。今日もがんばったね!」と磨くうちにぴかぴか光ってくれる靴磨きは一日の終わりのストレス解消になります。
旅を通して感じたこと - 旅行は滞在型。以前は休暇を利用しては欧米、アジア、南米へ出かける。
いまだに地雷が埋まっているカンボジア。自分がとてもちっぽけで無力に感じました。そんな中で自分にできることって…。
趣味で続けているヴァイオリンを持って行き現地の先生のレッスンを受けたり、講習会に参加したり、
機会があれば人前で弾く。音楽は言葉を超え、その土地のこと、人のこと、文化、教育環境がよくわかる。
ボランティアで訪れたカンボジアでは、現地の音楽を弾いてみんなで一緒に歌って踊った。
そして子どもたちにあえてクラシックを弾くことにより、
「こんな世界もあるんだよ」、と教えてあげたかった。
弾き終えたあと、子どもたちがきらきらした目で手を胸の前で合わせてお辞儀をしてくれたことを思い出すと、今でも胸がきゅんとする。
何ものにも代えがたい、訪れた国々での出会い
生活密着型海外旅行を通して、様々なことを感じ、学び、出会いがありました。
大好きなお菓子作りをイタリア、ナポリのお菓子屋さんでお手伝いさせてもらったこともあります。
イタリアの職人気質を肌で感じ、彼らのプロ意識には多くを学びました。
なかでも魅力あふれる女性やママたちとの出会いは、私の人生に多くの影響を与えてくれました。
シングルマザーの苦労、切実な生活を目の当たりにしたアメリカ
米国留学中のホストマザーのシンディは天使のようにやさしい、芯の強いシングルマザー。
生活は決して楽ではない経済環境、そして平等の印象の強いアメリカですが、
確実に存在する差別の中で、シングルマザーの苦労やシンディの一人娘への愛情を目の当たりにする。
そんなシンディは今では念願の学校の先生になりました。
娘のことを第一に考えながらも信念を持ち、自分の思いを叶える、そんな強い女性の美しさを目の当たりにしました。
映画の中に出てくるような太陽のように明るい、そしておせっかいなイタリアのマンマ 、家族はいつもマンマの周りに集まります
イタリアの太陽のようなマンマ、ロザンナは私のあこがれです。
スーパーマーケットで働く彼女はいつも明るい笑顔でお客さんに接し、
表彰されることもしばしば。
怒るときは激しく怒り、泣くときは涙をぽろぽろ流して泣いて、
でもすぐにいつもの美しい笑顔で「だいじょうぶ!」と言ってくれる。
どんなときでもその明るい笑顔でみんなを幸せな気持ちにしてくれる。
家族にありったけの愛情を注いで、"オーソーレミーオ”を歌いながらアイロンをかけたり、
世界一美味しいパスタを作っていました。
お母さんがいつも笑顔で幸せなら、その周りに居る人は、家族もみんな幸せになれるのだとロザンナから教わりました。
これぞイタリア流、白衣だってエレガント!!イタリアのお菓子屋さんの女主人の作業着はただの白衣じゃなかった!
イタリアナポリのお菓子屋さんの女主人は、
どんなときもお洒落心を忘れないすてきなママでした。
ただの作業着の白衣もママの手にかかるとすてきな衣装に変身です。
ボタンをパールっぽいボタンに付け替えていたり、どこかエレガントさを忘れていないのはさすがイタリア!
そして毎朝、飛び切りの笑顔で店内の窓ガラスをゴシゴシ磨き、レジに立つと、お店全体が引き締まる。
そんなママを息子たちは誇らしげに見ていたものでした。
数年たった今、その息子たちは立派に跡を継いでいます。
自然と親の跡を継いでいるアルゼンチンの音楽一家
アルゼンチンのヴァイオリンの先生の家族は音楽一家。
子どもたちはみんな当たり前に楽器を弾いていました。
決して子どもたちに強いることなく、チェンバリストのお母さんもヴァイオリニストのお父さんもいつもとっても自然体。
家族の絆がとっても強かったアルゼンチン。
そこでもお母さんの存在は特別でした。
日本の女性はスーパーウーマン、社会貢献の意識の高さはダントツです。
海外ばかりじゃありません。
日本だって、渋谷区だってすてきな女性がたくさんいます。
女性が働きやすい環境を作りたい、と「赤ちゃんも一緒に出勤できる会社」を、
自ら作った友人“たむらようこ”ちゃん。
今はようこちゃんもママとなり、息子のふうちゃんと一緒に出勤。
そんなようこちゃんはママとして働く女性としてますます魅力に磨きがかかっています。
(ようこちゃんの主催する会社Baby*Planet)
私が所属する消防団や町会のベテランお母さんたちはスーパーウーマン。
子育ての経験を生かして地域のために働いてくださり、
仕事も主婦業も介護もお孫さんの面倒も、それこそ何種目もこなしています。
女性って、母性の力ってすごいなぁ、といつも感心せずにはいられません。
原宿、裏原にある人気ショップのマネージャーの“おかのますみちゃん”はロックなカッコイイ1児のママ。
夜までしっかりおしごとでなのにもかかわらず、朝はたっぷり朝食を作って
家族みんなで食べる時間を大切にしているステキなママです。
毎朝、自転車に息子のひゅうまくんを乗せて保育園に寄ってからの出勤です。
でも保育園に入る前は預けられるところがなく、そして情報も無くて、
ひゅうまくんをお店に連れて行かなければならないつらい時期もありました。
(ますみちゃんがマネージャーをつとめるショップDr.Martens (ドクターマーチン))
仕事をしていたけれど、出産とともに主婦に専念している友人。
仕事に主婦に母にとがんばっている友人。
仕事をバリバリして、週末はボランティアに精を出してエネルギーあふれる友人。
もちろん、みんなそれぞれ苦労もあります。
頑張り過ぎて、がまんし過ぎて心も体もこわれそうになってしまった人もいます。
そんな彼女らの苦労話を聞いていると、「なんでこんなんかなぁ…」と歯がゆいことが たくさんあります。
私の今までのこんなこと、あんなこと、そんな経験、見てきたことが身近なところに役立てれば、
とそれが私がこの政治の世界に足を踏み込んだきっかけです。
「いいこと、役に立つことは少しでもみなさんに伝えたい」
平成20年夏に完成した「岡田マリ的渋谷区ガイド」。
行政の目線でなく、みなさんがどんな情報が知りたいのかを
とことん調べて作った子育てガイドです。
それをみなさんにもっと詳しく紹介できたら、ということで今回のホームページを作りました。
ママの笑顔、パパの笑顔、女性の笑顔、みんなの笑顔はみんなの幸せにつながります。
頼れるものはおおいに頼ってください。
フッと笑顔がこぼれる、そんな瞬間がみなさんに毎日少しでも増えることを願っています。
そして子育てのこと、女性のこと、なんでもいいです。
みなさんのご意見、どんどん聞かせてください。
みなさんの声を元にもっとステキな渋谷区に、世の中にしていくお手伝いができたらなって思っています。
愛をこめて
岡田マリ